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SkiiMa SHINSAIBASHI

NEWS

2023/7/12
【Member Interview】株式会社ロフトワーク・小島和人(ハモ)さん

SkiiMaで働くメンバーをご紹介する「SkiiMa Member Interview」

 

今回は、株式会社ロフトワークの小島和人(ハモ)さん(@loftwork_com)にお話しを伺いました。

小島さんは、新規事業、組織づくり、エリアマネジメントなど幅広く"未来"に関わる活動のプロデューサー。
これまでに培った他種多様な経歴を経て、「やっぱり人と一緒に何かをするのが好きだ」という結論に至った小島さんの、「好き」と「仕事」の関係性や、ロフトワークと並行して活動している大阪万博に向けた「demo!expo」についてぜひご覧ください。

 

 

【Q1.現在のお仕事】

現在は、株式会社ロフトワークで新規事業、組織づくり、エリアマネジメントなど幅広く未来に関わる活動のプロデュースをしています。建築施工管理、デザイナー、プランナー、パフォーマー、舞台作家など他種多様な経歴を経て、やっぱり人と一緒に何かをするのが好きだという結論に至りました。

「一緒に何かしましょう!」が口癖で、面白いと感じたらすぐに相手を口説き、新しく企画を立ち上げています。自分一人で何かをするよりも、誰かと一緒にチームを作って仕事をする方が、思いもよらない発見や気付きがあったり、新しいアイデアが浮かぶので楽しいですね。

アート作品を作らない美術作家としても活動しています。プロデューサーとアーティストという正反対の顔を持ってるからこそ、物事に対していろんな方面から考えたり、紐解いたりできるのかなと思っています。

 

【Q2.「好き」な事はなんですか?】

人でも物でも、理解ができないものを発見するとワクワクしますね。「理解ができない」=「僕の中にまだない」なので、そこから新しい学びや価値観を得られます。最近では「大棍棒展」という、奈良の木材を使って棍棒を制作・販売している人たちがいるんですが、豊かな里山を守ることとか考えているんですけど、表面的には本当に棍棒作ってるだけでよくわからない。でもそれがおもしろい。僕も棍棒買いました。

人の視点を変化させることが好きですね。過去に京橋でストリートパフォーマンスをした時、帰宅途中のサラリーマンが、通り過ぎたあとに数駅先から、気になって引き返して来てくれたこととか。日常の中で少しの違和感とワクワクする視点を人に渡せたのは今でも大事な出来事です。

 

【Q3.「好き」と「仕事」の関係性】

「理解ができないもの」は未来の可能性なので、仕事とは切っても切り離せない関係性だと思います。プロデューサーとしても面白がる力は絶対に必要です。理解できないものを紐解いていくと新しい発見が見つかり、仕事へも繋がります。逆に、理解できないものをたくさん産み出してもいきたいです。ただ、好きになり過ぎないことも意識しています。無知だからこそできる発想や結びつきもあると思うので、広く浅くを心がけています。

 

【Q4.今後実現したい事】

ロフトワークと並行して活動している「demo!expo」では大阪のまちこうばとアーティストコラボで万博期間中に街中にアートが潜んでいる状態を目指しています。大阪人のよくわからないものを作る発明力、よくわからないまま面白がる力をもっと盛り上げて、これからも大阪が面白い街であり続けるようにしたいです。

 

【Q5.SkiiMaって小島さんにとってどんな場所ですか?】

2つ目のリビングですね。仕事場という感覚はあまりなくて、リビングで仕事していたら、新しい住人と出会って面白いことがはじまっていく。そんな感覚です。例えばメンバー交流会「Meet Up」でお話したメンバーさんと意気投合し、実際にプロジェクトが始まったり。またSkiiMaさんと共催している不定期開催の『喫茶シランケド』は僕とSkiiMaさんに共通する想いから始まったイベントです。これまで2回開催して学生さんから子供連れのファミリー、小説家、パフォーマーなどたくさんの方に参加いただけています。コンセプトは"シランケド"って無責任に話し合うだけ。SkiiMaから始まったこのイベント活動は僕たちの手を離れて、自由に使ってもらえると面白いなと思っていて、知らないところで勝手に発展していったら面白いなって思っています。

 

 

【Member profile】

 

小島和人(ハモニズム)

 

アート作品を作らないアーティスト「ハモニズム(作家名)」。

通称「ハモさん」 。建築施工管理、デザイナー、プランナー、アーティストという経歴をたどり、多様なものから着想を得て繋げることで先入観を取り除き、変化するためのプロジェクト設計を得意とする。デザイン経営、サーキュラーデザイン、新規事業支援など幅広くプロデュースを手掛けるが、共通して「なにか新しいことをしたい」時に駆り出されるプロデューサー。口癖は「人の欲望と向き合う」。

都市で暮らすことにこだわり、夏場は大阪市内の河川で40cmを超える黒鯛を数十匹釣り上げる。

 

株式会社ロフトワーク:公式HP

demo!expo:公式HP

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