SkiiMaで働くメンバーをご紹介する「SkiiMa Member Interview」
今回は三冨敬太さんにお話を伺いしました。
三冨さんはS&D Prototyping株式会社というプロトタイピングのコンサルティング・実施をする会社を経営。また、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科でリサーチ担当研究員としてプロトタイピングを研究、書籍も出版されています。そんな三冨さんの「好き」や「働く」についてぜひご覧ください。
【Q1.現在のお仕事】
デザインやエンジニアリングのなかで用いられる「プロトタイピング」という手法に全振りしています。プロトタイピングは、ためしにやってみて先行して失敗することを通じて、最終的な成功確率を向上させるという手法です。
私のやっていることのビジネス的な観点では、S&D Prototyping株式会社というプロトタイピングのコンサルティング・実施をする会社を経営しています。アカデミック的な観点では、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科でリサーチ担当研究員としてプロトタイピングを研究しています。
【Q2.「好き」な事はなんですか?】
上記のプロトタイピングは、ためしにものづくりをしてみる、ということなので非常に楽しく、好きなことです!
エンジニアリングやデザイン的な観点以外でも、趣味レベルで人類学や民俗学も好きなので、ためしにものづくりをしてみることがシステムとして組み込まれた集団とかを知るのが最近ブームです。
それ以外だと、猫とワインと麻雀、映画や本などインドア系の事柄が好きですね!
【Q3.「好き」と「仕事」の関係性】
毎日やっていくことなので、自分の好きなことに需要があり、お金がもらえるのが一番楽で楽しいですよね。ただ、受け手として楽しむことだけで終始してしまうと、社会的な需要を満たすことはできないので、下手ながらも発信し続けて、見てくれる人を少しずつ増やし、需要が生まれて仕事に、という循環が大切だなと思います。なので、好きなことを発信し続けることが大事そうだな〜と。
【Q4.今後実現したい事】
プロトタイピング的な考え方ー失敗を恐れずに試しにやってみるーということを、日本社会に根付かせることにつながることをやっていきたいと思っています。
【Q5.SkiiMaって三富さんにとってどんな場所ですか?】
好きがある人がたくさん。集まっている、ポジティブな活力が浴びられる場所。
【Member profile】
三富敬太 Keita Mitomi
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科リサーチ担当研究員(プロトタイピング)、後期博士課程在籍。 ヒューマンインターフェース学会 ユーザエクスペリエンス及びサービスデザイン専門研究委員会 (SIGUXSD) 専門委員、The American Society of Mechanical Engineersなど所属。
Twitter:@mitomikeita
著書:失敗から学ぶ技術 新規事業開発を成功に導くプロトタイピングの教科書